
そんなの、私にもできるのかな?
桜の切り絵を使ったポストカード作りに挑戦してみましょう!
実は、そんなに難しいものではないんですよ。
私、コージー・ノア・ダニエルズは切り絵作家として10年、アクリル画で20年の経験を積み、国内外の公募展での入選や展覧会への出展など、幅広い活動を行ってきました。

このページでは、初心者の方でも簡単に作れる「桜の切り絵のポストカード」の制作方法をわかりやすく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、切り絵制作をより楽しく快適に楽しむヒントにしてください!
目次
桜の切り絵ポストカードを作る まずは図案から始めよう

まめ、桜の切り絵でポストカード作ってみない?まずは図案を描くところから始めよう!

図案かあ…簡単な花びらの形ならできそうだけど、ちょっと自信ないなあ。

シンプルで大丈夫!柔らかい感じの花びらを描くだけで桜らしい雰囲気が出るよ。自分らしい形にしても素敵になるよ。

そっか、それならできそう!よーし、まずは気楽に描いてみるね!
用意するもの
切り絵ポストカードを作るために、以下の道具を準備しましょう。
どれも手軽に手に入るものばかりなので安心です!
画用紙や上質紙を用意してください。
カットする線画に使う紙は、厚すぎるとカットしづらいので、あまり厚くないものを選びましょう。
一方、ポストカードの土台に使う紙は厚めのものがおすすめ。

また土台の紙は白や淡い色を選ぶと、桜の切り絵がより美しく引き立ちます!
鉛筆やシャーペン、筆ペン、マーカーペン
鉛筆は桜の図案を下書きするために欠かせない道具です。
また、筆ペンは線に強弱をつけることで、図案に動きや表情を加えるのに役立ちます。
マーカーペンは、カットした後の仕上げに使います。

折り紙
切り絵に色をつけるための素材です。
100円ショップで売られている折り紙でも十分使えます!
手軽に手に入るので、好みの色を選んで楽しみましょう。

のり
切り抜いた線画にカラーパーツを貼り付けたり、土台のポストカードに固定するために使います。
スティックのりや液体のりが扱いやすくおすすめです。

デザインナイフ
細かい部分をきれいに切り抜くために欠かせない道具です。
安全に作業を進めるために、カッターマットも忘れずに用意しましょう。

ファイルケースとスマフォ
パーツに色を付けていくのにライトテーブルの代わりで使います。
100円ショップにあるファイルケースで十分です。
スマフォはライト代わりに使います。

図案づくり
まずはポストカードサイズの罫線を引きましょう。
最終的な仕上がりサイズを描いておくことで、桜のバランスを見やすくなり、全体の配置が整いやすくなります。

次に桜を描いていきますが、最初は全体のバランスを見るために、桜の花を丸でラフに描きます。

大まかにバランスが取れたら、桜の花を丁寧に描き込み、さらに葉や蕾も加えていきましょう。

次に、鉛筆で描いた線画をペンでなぞり、表現をより際立たせていきます。

線に強弱をつけることで、仕上がりに立体感や動きを加えましょう。

線画は切り絵の設計図となる重要なステップです。
難しく考える必要はありません。自分のイメージする桜を自由に描いて、オリジナルのデザインを楽しんでくださいね!

自分のイメージする桜で自由に表現してみてくださいね!
丁寧にカッティングしよう

まめ、カッティングするときは焦らず丁寧にね!細かい部分もゆっくり切ると仕上がりが全然違うよ

細かい部分って緊張するんだよね…線からズレたらどうしようって思っちゃう。

それなら、最初は少し外側を切るくらいの気持ちでやってみて。あと、ナイフは一気に動かさず、少しずつ丁寧に切ると失敗しにくいよ!

それならできそう!よーし、丁寧に頑張って切ってみる!
カットの手順〜まずは内側から
図案の内側から切り始めましょう。
線の少し外側をなぞるように、ナイフを滑らせて切っていきます。
紙の厚さに合わせて力加減を調整するのがポイントです。

ナイフは奥から手前に引くように動かすと安定して切りやすくなります。
切りづらい部分は無理せず紙を回して、ナイフが動かしやすい方向に調整してください。

紙を回して切りやすいポジションをとる
また、小さな丸は一気に切らず、まず半円をカットし、その後もう一つの半円をカットするようにするとスムーズです。

小さな丸は一気に切らずに半円ずつカット
カットの手順〜外側を切り抜く
最後に、外側を切り抜いて仕上げましょう。

切り抜いたあとは、ピンセット等を使って丁寧に紙を取り除きましょう。

丁寧に作業すれば、仕上がりが美しくなりますよ!

線を色付けしよう

まめ、切り抜いた後って黒い部分がちょっと薄くなることがあるんだよね。

あ、確かに!線が均一じゃなくなってる気がする…これってどうすればいいの?

マーカーか筆ペンで薄いところを塗り直すといいよ。インクを紙に染み込ませる感じで丁寧に塗ると、線が締まって仕上がりがきれいになるよ!

なるほど!黒がはっきりすると全体が引き締まって見えるね。やってみる!
黒い部分がちょっと薄くなっています。

切り抜いた線画の黒い部分が薄くなっている箇所は、マーカーや筆ペンで塗り直しましょう。
インクを染み込ませるような感覚で丁寧に塗り進めると、仕上がりがぐっと引き締まります。

黒がしっかりと際立った線画に整い、美しい仕上がりになりますよ!

線画に色パーツをつけて美しく仕上げよう

まめ、色パーツをつけると切り絵がぐっと華やかになるよ!まずは折り紙にアタリを取るところから始めよう。

アタリを取るって難しそう…どうやってやるの?

透明ファイルケースとスマホを使えば簡単だよ!線画を透かして折り紙に形を描くだけ。線画の中心を意識してやれば、貼ったときにはみ出さなくて済むよ。

そっか!透かすと分かりやすいね。これなら私でもできそう!
色パーツのアタリをとる
線画に色パーツを作っていきます。まずは折り紙を用意しましょう。
透明ファイルケースを広げ、その下にライトを点けたスマートフォンを置きます。


ケースの上に線画を置き、その上に折り紙を重ねます。


ライトが眩しすぎる場合は紙を一枚敷いてみると見やすくなります。

ライトで線画が透けて見えるので、折り紙に鉛筆で線画の中心に沿って形のアタリを描いていきます。


線の中心をなぞるように鉛筆で描く(アタリをとる)
貼り合わせの工程で調整が効くため、厳密な線でなくても問題ありません。
ただし、色パーツがはみ出さないように、線画の中央を意識して描き進めてください。
あと、各パーツ毎に色を変えても楽しいですよ。

色パーツを切る
アタリが取れたら、各パーツを丁寧に切り抜いていきます。

パーツがどれなのかわからなくならないように、分けておくと作業がスムーズです。
また、小さなパーツはなくさないよう注意してください。
色パーツを貼る
切り抜いたパーツを線画に貼り付けていきます。
まず線画を裏返し、線画の部分に糊をつけて貼っていきましょう。
コージーは液体糊を使って貼っていきます。


糊を付けすぎると、はみ出して仕上がりが汚くなることがあるため注意してください。
糊は線で付けるよりも点で付ける方が綺麗に仕上がります。
ひとつひとつ根気よく、慎重に貼り合わせてください。

貼り合わせ完成
すべての色パーツを貼り合わせ、途中経過を確認しながら進めましょう。


最後に全体をチェックして、線画に色パーツをきれいに貼り終えたら完成です!

完成した切り絵をポストカードに仕上げよう
まず、ポストカードサイズの紙を用意します。
そこに、色パーツを貼り合わせた線画を貼り付けていきます。
糊は線画の裏側に丁寧に塗っていきましょう。

細かい部分は、精密ドライバーの先に糊を少量付けて塗るか、先端が細いタイプの糊を使うと作業がしやすくなります。

細かいところは先端の細いものを使う
焦らずゆっくりと丁寧に進めるのがポイントです。
糊を塗り終えたら、慎重に線画をポストカードの紙の上に置き、全体を密着させていきます。

これで、オリジナルの切り絵ポストカードが完成です!

まとめ
今回は桜の切り絵のポストカードの作り方について解説しました。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- 道具の準備が大切です。 必要なものを揃えてから作業を始めましょう。
- 図案は切り絵の重要な設計図!
- 作業の切り抜きは丁寧に!紙を回して切りやすい方向を見つけるのがコツです。
- 折り紙を使って色パーツを作成。線画に合わせてアタリを取り貼り合わせていきましょう。
- 糊付けは少量ずつ丁寧に。点で貼るようにすると、仕上がりがより美しくなります。
- 完成した切り絵を完成した切り絵をポストカードに仕上げる。オリジナルの一枚を完成させましょう。
手作りのポストカードは、飾るのはもちろん、大切な人への贈り物にもぴったりです。
切り絵の魅力を存分に楽しみながら、自分だけのデザインに挑戦してみてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう!
やあ、まめ。桜の切り絵でポストカードを作ってみようか。