切り絵初心者向け!100均で揃う道具セットと始め方を徹底解説

コージー

まめ、切り絵って100均の道具だけで始められるんだよ!

まめ

えっ、本当?それなら気軽に挑戦できそう!どんな道具を揃えればいいの?

「切り絵を始めてみたいけど、何を揃えればいいの?」

「専用の道具が必要なのでは?」

そんなふうに思っている方も多いかもしれませんが、実は100均で手軽に揃えられる道具だけで、切り絵を始めることができるんです!

このページでは初心者の方が100均の道具で切り絵を始めるための基本セットや使い方のコツを徹底解説します。

私、コージー・ノア・ダニエルズは切り絵作家として10年、アクリル画で20年のキャリアを持ち、国内外の公募展での入選や展覧会への出展を通じて、幅広い活動を行ってきました。

作品販売イベント会場でのコージー

コストを抑えつつ、本格的な作品作りに挑戦してみましょう!

切り絵の道具について

切り絵に必要な道具はたったの5つ だけ!

カッター:細かいラインをきれいにカットするための必須アイテム。デザインナイフともいいます。


カッターマット:作業を安定させ、机を傷つけないために必要


:切り絵の作品の印象を左右する大切な素材


筆ペン:図案を清書し、線に強弱をつけるのに便利


のり:色パーツを貼り合わせて仕上げるために必須

スティックタイプや液体のり等色々ありますね。

これらはすべて 100均で手に入る ので、初期費用を抑えて気軽にスタートできます。

その他の便利アイテム

さらに、以下の道具があると、より快適に切り絵を楽しめます。

トレッシングペーパー(透ける紙) → 図案をトレースするのに便利

ピンセット → 細かいパーツの接着に役立つ

これらも 100均でそろえられる ので、少しずつ道具を増やしていくのもおすすめです!

カッターについて

コージー

カッターの使い方について解説するね。コツを覚えれば、キレイに切れるし作業もスムーズになるよ!

カッターの使い方の基本

無理に力を入れず、なぞるように切る → 一度で切ろうとせず、数回に分けてカットするときれいな仕上がりに。

ゆっくり落ち着いてカットしていきます。


刃を寝かせるように動かす → 立てすぎると紙が引っかかるので、寝かせて滑らせるようにするとスムーズに切れる。

刃を寝かせて切っていきます。

直線の切り方のコツ

長い線は一気に切らず、少しずつ刃を進める → 力を入れすぎず、数回に分けて切ると紙がヨレにくく、きれいに仕上がる。


定規を使うとまっすぐ切りやすい → 金属製の定規を使うと、刃が引っかからず安定して切れる。

曲線の切り方のコツ

✔ 紙を回しながら切るとスムーズにカットできる → カッターを無理に動かすのではなく、紙を回すことで自然な曲線が描ける。

紙を回してカットしやすいポジションで作業。

✔ 細かい曲線は、刃を小刻みに少しずつ切る → 一度に切ろうとせず、少しずつ刃を進めることで綺麗な仕上がりになる。

細かいところは少しずつカット。

H2 カッターマットについて

コージー

カッターマットを使うと、紙が滑りにくくなって作業が安定するし、刃の通りもスムーズになるよ!

カッターマットは、紙を切るときに机を傷つけないための必須アイテムです。

100均では A4サイズのカッターマット が販売されており、初心者にはこのサイズがぴったりです。

カッターマットの使い方のポイント

✔ 紙が滑りにくくなるので、安定した作業が可能 → カット中のズレを防ぎ、きれいに仕上げられる。

紙がズレにくいので安定して作業できます。

✔ ガイドラインを活用すると、正確なカットができる → 目盛りを活用すると、直線やサイズ調整がしやすくなる。

カッターマットをきれいに使うために

✔ 細かい紙くずがたまるとカット精度が落ちる → 定期的に払いながら作業すると、切れ味が安定する。

紙くずは適宜払っていきます。

✔ マット自体のゴムのカスも出てくるので、それも払って捨てる → 放置すると作業面が汚れ、紙が滑りやすくなる。

✔ 両面使えるので、片面ばかり使わずにローテーションすると長持ち → 偏った使用を防ぎ、マットを長く使える。

紙の選び方について

コージー

紙の種類によって切りやすさや仕上がりの雰囲気が変わるんだ。100均にもいろいろな紙があるから、作りたいデザインに合ったものを選んでみよう!

切り絵の仕上がりは 紙の種類 によって大きく変わります!

100均には 画用紙・折り紙など、さまざまな紙があるので、作りたい作品に合わせて選びましょう。

紙の種類と特徴

画用紙

✔ 適度な厚みがあり、しっかりとした仕上がりになる

✔ 丈夫で切りやすく、初心者にも扱いやすい

✔ 厚みがある分、細かいデザインを切るときは少し力が必要

折り紙

✔ 薄くて柔らかいので、カッターでスムーズに切れる

✔ 豊富な色や柄があり、作品に彩りを加えやすい

✔ 薄いため、細かいカットをすると紙がよれたり破れやすい

100均の折り紙も色々種類がありますね。

作品に応じて紙を選ぼう!

✔細かいデザインを切るなら薄めの紙

✔丈夫で長持ちする作品を作りたいなら厚めの紙

自分の作りたい作品に合った紙を選ぶことで、仕上がりの満足度もアップします!

筆ペンのについて

コージー

筆ペンを使うと、図案の線に強弱をつけられて、切り絵の仕上がりがより引き締まるよ!

切り絵の図案ラフを清書するときに便利なのが 筆ペン です。

自分でつくった図案ラフを仕上げていきましょう。

線に強弱をつけることで、仕上がりがより立体的で魅力的になります。

筆ペンの使い方

下書きの上からなぞる → 鉛筆で描いたラフスケッチを、筆ペンで丁寧に清書していきます。

線に強弱をつける → 太い線は影や輪郭を強調してメリハリを加え、細い線は毛並みや繊細なディテールを丁寧に表現できます。

仕上げのポイント → 清書後はしっかり乾かしてから消しゴムをかけ、鉛筆の下描きを消してスッキリとした美しい線に仕上げます。

太書と細書があると便利ですね。

筆ペンを使うメリット

線に表情がつく → 強弱をつけることで、絵に奥行きが生まれる

滑らかな曲線が描ける → 柔らかいラインを美しく表現できる

図案がくっきりする → 切るときに線が見やすくなり、作業がしやすい

滑らかな線が描けます。

のりについて

コージー

のりは仕上げの大事な工程!ムラなく丁寧に塗るのがポイントだよ。

切り絵の仕上げには欠かせないのが「のり」です。背景紙への貼り付けや色パーツの貼り合わせなど、作品の完成度を左右する大切な工程になります。

のりの塗り方のコツ

少量ずつ塗る → つけすぎると紙がシワになる

点で塗るとキレイに仕上がる → ムラを防ぎ、剥がれにくくなる

のりを点で塗っていきます。点で塗る道具は爪楊枝や割り箸でも大丈夫です。

ピンセットを使うと貼りやすい → 細かいパーツを正確に配置できる

ピンセットを使って貼っていきます。

特に、色パーツを貼る際は、切り終えた線画の裏側から貼っていきます。

図案の切り方の準備

コージー

図案はコピーしておくと安心!落ち着いて丁寧にカットしよう。

切り絵の仕上がりを美しくするためには、図案を正確にカットすることが大切です。

丁寧に進めることで、完成度の高い作品に仕上がります。以下の手順で、慎重にカットしていきましょう。

図案を固定して丁寧にカットしよう

切る紙の上に図案のコピーを重ね、ズレないようにテープやホッチキスで固定する → 安定させることで、正確にカットしやすくなる。

テープ止めします。

図案はコピーしておく → 失敗しても予備があれば安心して作業できる。

図案の上からカッターで切る → 力を入れすぎず、慎重にカットしていくのがポイント。

図案の上からカットしていきます。

色パーツの作り方について

コージー

色パーツは線画の裏から貼るときれいに仕上がるよ!トレーシングペーパーで丁寧にトレースしよう!

切り絵に色をつけるには、色パーツを線画の裏から貼る方法が一般的です。

色ごとにパーツを作り、丁寧に貼り合わせることで、美しい仕上がりになります。

トレースして色パーツを作る手順

図案のコピーにトレーシングペーパーを重ねる → 必要なパーツを丁寧にトレースする。

トレペを図案コピーに重ねます。
トレースします。

トレースしたトレーシングペーパーを色パーツ用の紙に重ねる → 慎重にカットする。

トレペを色紙に重ねてテープで止めてカットしていきます。

完成した線画の裏側に色パーツを貼る → ずれないように丁寧に貼り合わせていく。

色パーツを線画の裏から貼っていきます。

この工程を繰り返しながら、少しずつ作品を仕上げていきましょう!

まとめ

今回は「100均で揃う切り絵の道具セットと始め方」について解説しました。

必要な道具を揃え、基本の使い方を押さえれば、初心者でも手軽に切り絵を楽しめます。

ここまでのポイントをおさらいすると、

  • カッター、カッターマット、紙、筆ペン、のりを用意しましょう
  • カッターは力を入れすぎず、なぞるように使おう
  • カッターマットを使うと安定して切りやすくなる
  • 紙の種類によって仕上がりが変わるので、作りたい作品に合わせて選ぼう
  • 筆ペンで図案を清書すると、線に強弱がついて仕上がりが美しくなる
  • 色パーツはトレーシングペーパーを使ってトレースし、裏側から貼り合わせるときれいに仕上がる

100均の道具を活用すれば、コストを抑えながら本格的な切り絵を楽しむことができます。

これからも工夫しながら、自分だけの作品作りを楽しんでくださいね!

それでは、また次回お会いしましょう。

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